『人形の家』

ルーマー・ゴッデン作

舞台が40年代のイギリス。昔過ぎてもう現代の子供たちには合わないのか、書店でこの本を見かける事が無くなりましたが、本当に素晴らしいお話です。(私、この本が好きすぎて日本で出てるゴッデンの作品は全て読みました)
出てくる登場人形の個性も、物語も、描写の誠実さも、何もかも過不足なく美しく、心が震えます。特に’ことりさん’は鮮やかに純粋で衝撃でした。『トイ・ストーリー』はこの物語にインスパイアされてるような気がします。
長い間描いてみたかったのだけど、堀内誠一さんの絵が素敵過ぎて諦めてました。恐れ多かったけど挑戦してみました。